トップ | よくある質問集
当店や、外車に関してよく受ける質問です。
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- 並行車ってどうなんですか?

一口に並行車といっても、新車並行輸入車(未登録の状態で輸入された車)と中古並行輸入車(以前のQ&A参照)に分けられます。皆さんの中でも並行車で心配点がいくつかあると思います。購入後のメンテナンス、車検は通るのか、などありますが、メンテナンスは販売店の工場の知識などがしっかりしていれば基本的には今の世の中さほど問題ないかと思われます。中には「部品が本国にしかなく3ヶ月待ちでしかも金額にもビックリ」なんて事もあるでしょうけど、他車種のパーツが加工などにより流用できたりします。車検も一度通っていれば基本的には問題ないでしょう。但し走行距離は、新並であればほぼ問題ないでしょうが、中並の場合、実際ほとんど当てにならないと考えたほうがいいかも(理由は過去のQ&A参照)しれません。ただ走行距離は以前にもお話しましたが、「走行距離の感覚」自体が違う為、当然、車自体もそういう造られ方をしています。我々日本人の感覚ですと「自動車は10年10万キロで終わり」みたいなものが定説としてあったりしますが、多くの輸入車(車種によっても随分違いますが)には当てはまりません。つまり10万キロ程度の走行距離はいわゆる通過点。ここが日本車との大きな違い。勿論、それなりの整備は必要になりますが車自体が「ダメ」となることがほとんどありません。ですから、やはりキチンと整備を施してくれる販売店での購入であればさほど問題はないでしょう。

- 中古並行車が安いのはどうして?

まず中古並行輸入車(以下、中並といいます)は、文字通り日本以外のどこかの国で新車で卸された後に誰かが輸入し日本で新規登録した自動車の事を言います。ですからタイミングにもよりますが、モデル年式(その自動車自体の年式)と初度登録年月(日本で新規で登録された年月)がずれてきます。例えばモデル年式97’年式のメルセデスをドイツ本国で3年間乗って日本に輸入したとします。日本ではこの車は一度も登録されてませんから「新規登録」になり車検証上は新車みたいになります。つまり車検証を見ると97’の3年後ですから00’つまり「平成12年式」みたいになります。業者の中にはこの日本での登録をベースに物件紹介に「00’年式」などと謳うところもありますのでまずこの時点で「安く」感じますよね。更に残念な事にほとんどの中並は日本に輸入する際にメーターを戻したり交換したりしているようです。と、言うのもドイツも、ましてアメリカでも、我々日本人のような走行距離の感覚ではありません。私自身も旅行で先日ロスに言ってきましたが、現地の方の話で「アメリカでは自動車は必需品。つまり生活をする上での道具なので飾りつける人も少なくチョコチョコ乗り換える人もほとんどいない。そして電車やバスが少なく年間で平均2万マイル走行(約3,2万キロ)が普通。」とのこと。つまり3年間も現地で乗られていたら単純に平均で9,6万キロ走行。但し日本ではせいぜい年間1,5万キロ。つまり3年で4〜5万キロだろうと考えがち。先ほどお話したように日本では「新規登録」になりますのでよほどの事が無ければ走行距離は調べられないので(一応そういう機関があるにはあるが)上記のような事が行われているようです。ですから当然、10万キロ走行のメルセデスは5万キロ走行のメルセデスに比べしいれも販売も安いわけでこれが「中並は安い」につながっているのでは。

- OOオークションなど、個人間オークションってどうなんですか?

当店でも某オークションに在庫車を多数出品しております。当然、他の出品車もチェックしますが結構いい加減な商品や出品者が多いように思われます。例えば、普通に表には「走行OOキロ」と記載されており、「コメント」の更新に更新を重ね後半の中ほどに「記録簿が無い為、走行不明扱いで・・・」など、皆さんも良く目にすると思います。実際、正規ディーラー車の場合(国外に出ていない車の場合)、日本には走行管理システムがあり更に最近では車検証にその都度走行距離が記載されたりしますのでいくらでも容易に調べる術はあります。純な個人出品なら分からなくもありませんが専業店ではありえませんよね。結局、全てがそうではないのでしょうが「騙しに近い商売」が横行しているように思われます。そしてそれは、買う側が「安い価格」ばかりを追い求める傾向にあるからではないでしょうか?新品ならともかく、中古の、ましては機械ですからそれは非常に危険に思われます。昔から「安物買いの・・・」といいます。中古車の購入で失敗した経験のある方が非常に多いのではないでしょうか?当店に起こしになるお客様の中でもそういう経験を過去にした方が多く聞いて見るとやはり「安価の追求の結果」という例が多いようです。皆、基本的には同じところ(オートオークションや買取)から仕入れている以上、正直、中古車において(何でもそうでしょうが)同じ条件で価格だけが安いものなどそうはないと思います。但しその中で「安い理由」が明確で且つご自身が納得いくものでしたら、とても有効ではないでしょうか。@但し自動車には日本場合、名義変更等、実は重要な項目が多いのでくれぐれもご注意下さい。

- 4輪アライメント調整って何?

自動車のタイヤは4本付いていますよね。そしてこの4本のタイヤはある一定の角度が付いて、走行中ハンドルから手を離してもまっすぐ走るようになってます。これが皆さんも経験あるかと思いますが、長い年月・走行などにより当然少しずつ来るってきます。そのため「アライメント」が狂い手を離すと左(や右)に車が流れて言ったりします。更にひどいと、旋回の為ハンドルを切って曲がったはいいがハンドルが戻ってこなかったりします。決して修復歴のある車に限らず狂ってきます。そしてそれらを新車時のような設定に直すのがアライメント調整です。更に目で見て分かるような狂い方はよほどの事で通常は見た目には分かりません。ですから当店の最新式アライメントテスターにて計測後、調整します。特にタイヤが大きく、車の重心が高いクロカン4駆などは狂いやすく調整が必要なケースが多いものです。勿論、そのままでも普通に走行できるものがほとんどでしょうがやはり高級車ですのでより「快適」を目指した結果、当店では導入しております。

- 外車ってやっぱり壊れやすい?お金かかる?

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正直、国産車に比べればお金は掛かるかも知れません。
国産車に比べ「安全」「快適」を優先する構造になっております。
それがゆえに消耗品の減りが早かったりします。ですから、壊れるというよりも”消耗品が消耗している”という状態が多いようです。確かに国産車にはとても「ありえない」壊れ方をすることもあります。但し、基本的な「車」としての部分は非常に頑丈です。コストや見た目重視の国産車に比べ、先にも言いましたが”どんな悪路でも安全に快適に走る、移動する”車造りは我々日本人はほとんどの方が「どうでもいいのでは?」と思うような部分に非常に手間とお金を掛けて作られてます。
例えばメインフレームの太さなどもランクル辺りの2倍以上。それがひどい悪路で車自体がよじれるようなシーンでもガッチリと守ってくれます。そのおかげで何年経っても車体の歪みはほとんどなく例えば登録から20年も経ったクラシックレンジなどもガシャっとドアが閉まります。ナビなども付いてないのに、高価な新車時価格もべつにマークがあるからではなく確かにそれなりの造りをされているからなのでしょう。
丁度、建物で言えば「鉄筋鉄骨コンクリートのビル」と「プレハブ」(チョットオーバーかも)のような違いでしょうか。ですから、手を入れながらでも一台を長く乗る様な方にはピッタリな選択肢ではないでしょうか?
その都度お金は当然掛かりますが、チョコチョコ乗り換えるよりず〜っと安上がりでは?










